『スマホでHDR』に大改革!Lightroom新機能「RAW HDR」紹介

f:id:everydayiphone:20170308221707p:plain:w100 今日は、アドビシステムズ社が3月7日に発表した「Lightroom」アプリの新機能、RAW HDR撮影機能を早速使って見たので紹介します!

iOS純正カメラアプリのHDRとの比較

iOSHDR機能、とても操作性がよくワンタップでHDRの設定ができるという利便性に加え、とても高品質なHDR画像が撮れます。 さて、「Lightroom 」の新機能RAW HDRはどのようなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。

まず1枚目は筆者所有のiPhone6sで撮影したHDR処理も何もしていない無修正写真です。 黒つぶれや白とびが多く見られますね。 f:id:everydayiphone:20170308221608j:plain

続いてiOSHDR機能を使った写真です。 電光掲示板やライトアップされる広告の文字が確認できるまでに飛びが減りました。 さすがはApple様ですね。 f:id:everydayiphone:20170308221629j:plain

そして最後が「Lightroom 」のHDR機能を使用した写真です。まぁとりあえず見てみてください。 f:id:everydayiphone:20170308221651j:plain なんということでしょう笑笑

電光掲示板や広告だけでなく、画面下部の茂みが黒く潰れておらず鮮明に表示されています。 そして何より驚いたのは画面に大きく映る街路樹なのですが、ここまで鮮明に映るとは思っておらず筆者自身かなり驚いています。

街路樹の枝などの細かい物体はコンピュータを使ったHDR合成ではとても難しく、ここまで綺麗に表示されるのは素晴らしいですね

ちょっとした問題点も…

Lightroom 」には問題点が一つだけあります。 それは、HDRの合成処理時間がとてつもなく長いことです。先ほどの写真の場合は、60秒ほど待たされました。 iOSHDRなら1秒と待たずして処理が完了するのに対して、これは大きな問題点ですね。

最後に

Lightroom 」のクォリティをとるか、iOS純正HDRのスピーディさをとるか。 これは大変重要な分かれ目かもしれませんね…

筆者としては、手軽に撮りたい時はiOS純正HDR、ビシッと決めたいときにはLightroom と、使い分けていきたいと思います。